サンプリング調査
配管の一部分を抜管し、配管を縦割り(半割)します。
片側は現状のままで、片側は酸洗を行い、錆や付着物をきれいに落とし、内面の錆や汚れの状況と肉厚の減肉状況を確認します。酸洗いした方の減肉箇所の残存肉厚を測定し、配管の経過年数をもとに推定残存寿命を知ることができます。
サンプリング管調査(抜管調査)の調査対象配管はこちらです。
衛生配管:給水管、給湯管、雑排水管、汚水管、排水管
空調配管:冷温水管、冷却水管、冷水管、温水管、蒸気管、ドレン管
サンプル管採取からデータ作成までの流れ
抜管します。 |
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ハンドソーで配管を半割りにします。 |
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酸洗い後、錆を除去し防錆処理を施し、写真撮影を行います。 |
デジマチックポイントマイクロメータ等で測定を行います。 |
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測定結果から推定残存寿命等を算出します。 | |
標本を作成します。 |